マイカンパニーブック®とは

 『マイカンパニーブック®』とは、私どもが考える会社概要の一つの”カタチ”です。それは、次の四つの要素から成っています。

カテゴリ
四つの要素

 

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 会社がヒトを雇い入れる際には、長期に雇用するか、あるいは短期で雇用するかの選択を迫られることになります。時代の変化によって、労務管理の手法が変わり、雇用形態が変わろうとも、会社の歴史を背負えるのは長期に雇い入れる社員しかいません。つまり、社長が説く会社のミッション(使命)を後世に連綿と伝え、会社の歴史を創っていくのは長期に働く社員だけなのです

 そもそも「ミッション」の語源は、ラテン語で「送る」を意味する mitterです。したがって、社長のDNAが後の世に送り届けられなければ意味がないのです。そのために、会社が歴史を積み重ねていくうえで必要な人材の募集・採用に関して、会社に合った戦略を練り上げ、それを実行できるようにします。

2

 社員は、どのように行動すれば社内で評価されるかを知ることで、会社が求める行動様式を身につける準備ができます。また、自分の仕事について理解を深めることで、自らの仕事に誇りを持てるようになります。その結果、社員は会社の将来を見通すことができ、今よりも3%働くようになる土台ができるのです。

 他方、「年中無休」「24時間営業」といったサービスの充実により、どこへ行ってもさほど不便を感じなくなった昨今、便利さの担い手である社員は、仕事と私生活のはざまで多くのストレスにさらされています。スピードと変化の時代、社員が長く働き続けられるよう、会社は社員のストレスを軽減する対策に取り組むべきです。社員の、仕事と会社に対する意識づけと、働きやすい環境を実現できる社内体制づくりを支援します。

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 社員に「仕事をさせる」ことこそが、労務管理の本質です。仕事を通して育成することで会社の価値観を身につけさせることができます。逆に言えば、育成する仕組みがなければ、価値観の共有はできないのです。例えば、社員が入社を決意する理由の一つに、会社や社長の考え方に強く共感したからということがあります。しかし、だからといって、会社の価値観に沿った行動ができるようになるわけではありません。当然ですが、強く共感することと、行動ができるようになることは別の話なのです。会社の価値観を社員の行動に結びつけるためには、会社がOJTなどの日常業務の中で繰り返し教え、社員も自ら進んで身につける努力が必要となります。社員の底上げをし、会社の価値観に基づいた行動ができるための仕組みづくりを整えます。

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 組織は、法では動きません。しかし、会社を継続させていくためには、リスクを最小限に抑えることが必要なのです。例えば、会社はヒトを雇うことによって様々な法的規制を強いられます。その最たるものが、労働法の基本となる労働基準法です。この法律は、強行法規であり、刑法と同様、懲役刑が用意されています。したがって、法違反が生じないようにするのはもちろんのこと、社員が問題行動を起こした場合に会社が有利なポジショニングを取れるように工夫することが重要となります。

 さらに、情報漏えい、内部告発などが会社に及ぼすリスクは少なくありません。これらの脅威に備えて会社のルールを整備しておく必要があります。既にルールがある場合は、時代の変化に相応してバランスが取れるよう、不利益な変更にも対処していかなければなりません。そして、作ったルールを社員に知らしめ、公正に運用することで社員の納得が得られるようになります。

 このように『マイカンパニーブック®』は、今までの会社概要の常識を破り、会社内部のルールや行動指針、さらには社員が自分の仕事に誇りを持てる内容を盛り込むことで、社員が自ら進んで働き出すようになり、会社にとっての人的リスクとコストの削減を実現します。

 また、顧客や見込み客に対しても、オリジナルの会社概要を通して社員が仕事に打ち込む姿を見せることで、ビジネスの拡大に貢献します。

 社員が目にする『マイカンパニーブック®』により、会社と社員とが共有すべき価値観が伝わって、社員の心に火がつき、会社は劇的に変わるのです。

ラインアップ


※『マイカンパニーブック®』『My companybook®』は商標登録です。

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